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Workatoとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約4分 更新日 2026-08-23 Workato

Workatoは、複数のサービスにまたがる業務をつなぎ、一連の処理をまとめて自動化する企業向けのプラットフォームです。アプリ連携やワークフローに加え、AI機能や、AIエージェントと外部ツールをつなぐMCP、運用管理の仕組みまで同じ基盤で扱えます。個別の自動化をひとつずつ作るだけでなく、社内の連携と運用をまとめて整えたいときに候補になります。

Workatoでできること

Workatoの中心は、複数のアプリやシステムをまたぐ業務フローの自動化です。ある出来事をきっかけに処理を始め、必要な情報を別のサービスへ渡す、といった流れを組み立てられます。

ただ、その範囲は一般的なアプリ連携にとどまりません。業務プロセスの自動化、システム連携、AIやMCPを使った仕組み、そして企業での運用管理までを含む、自動化・オーケストレーションの基盤として位置づけられています。オーケストレーションとは、複数の処理やシステムを一連の流れとしてまとめて動かすことです。

レシピで業務の流れを自動化する

Workatoでは、自動化のひとまとまりを「レシピ」と呼びます。レシピは、処理を始めるきっかけ(トリガー)、その後に実行する処理(アクション)、サービス同士をつなぐコネクターで構成されます。

たとえば、新しい情報が届いたことをきっかけに、その内容を整えて別のシステムへ登録する、といった流れです。これまで人が順番に行っていた操作を、ひとつのレシピにまとめるイメージです。

コネクターで連携先を広げる

サービスとの接続には、あらかじめ用意されたコネクターに加え、汎用コネクターやコミュニティ製のコネクターを使えます。接続設定を管理する仕組みや、連携を拡張するConnector SDKもあり、必要な連携を広げられます。

導入前に確認したいのは、普段使っているサービスに対応するコネクターがあるかどうかです。用意されたコネクターだけで足りない場合は、汎用的な接続方法やSDKによる拡張まで必要になるかを見ておくと、導入後の設計を描きやすくなります。

AIエージェントと外部ツールをつなぐ

MCPは、AIエージェントと外部ツールをつなぐための仕組みです。Workato MCPは、AIエージェントにツールを公開するもので、クラウド上で動くMCPサーバー、認証付きのMCP URL、公開するツールを管理するMCP Registryを含みます。

Workatoでは、既存の連携やワークフローとAI活用を同じ基盤で扱えます。自動化とAIを別々に管理したくない企業にも向いています。

Workatoの料金はエディションと利用量で決まる

Workatoの料金は、利用するエディションの料金と、利用量に応じた料金を組み合わせる方式です。月額だけで判断するのではなく、「どのエディションが必要か」と「どの機能をどれだけ使うか」を分けて考える必要があります。

利用量の数え方もひとつではありません。ワークフローはBusiness actions、APIを扱うAPI PlatformはAPI calls、MCPはMCP calls、AIエージェント関連のAgent StudioはGenie actionsと、機能ごとに単位が異なります。なお、Business actionsはワークフローの利用量を測る単位ですが、レシピ内のすべてのステップが1件ずつ数えられるわけではありません。

プランはStandard、Business、Enterprise、Workato Oneの各エディションに分かれます。このうちWorkato Oneは、エージェント型の自動化機能を含む包括的なエディションです。

プラン課金単位月額
Standard editionplatform edition + usage公開固定価格なし / 要問い合わせ
Business editionplatform edition + usage要問い合わせ
Enterprise editionplatform edition + usage要問い合わせ
Workato Oneplatform edition + usage要問い合わせ

注意

料金情報は2026年6月7日時点の内容です。Workatoの公開料金情報では、固定価格や月額・年額、プラン別金額を確認できないため、見積もりには問い合わせが必要です。Business actions、API calls、MCP calls、Genie actionsは別々の利用量単位なので、ひとつのタスク数にまとめずに見積もります。料金や条件は変わる可能性があるため、契約前に最新の内容を確認してください。

エディションは、用途に応じて段階が分かれています。Standard editionは基本的なシステム連携から導入するためのエディション、Business editionはより高度なオーケストレーションと接続機能を加えたもの、Enterprise editionは大規模な組織向けです。Workato Oneは、エージェント型の自動化機能をまとめて使いたい場合の選択肢です。

他の自動化ツールと料金の数え方を並べて見たい場合は、業務自動化ツールの料金・課金単位比較も参考になります。

Workatoが向いているケース

Workatoは、システム連携、ワークフロー、AIやMCP、運用管理の仕組みを企業向けにまとめたい場合に向いています。複数の利用量単位を管理しながら、必要な連携をコネクターやSDKで広げたいケースにも合います。

一方で、公開料金情報だけでは導入費用を判断できません。検討では、必要なエディションを決めたうえで、ワークフロー、API、MCP、AIエージェント関連の利用量をそれぞれ見積もる必要があります。

ほかの法人向け候補と並べて検討するなら、エンタープライズ向け業務自動化ツール比較へ進むと選択肢を広げられます。

導入前に確認しておきたいこと

アプリ連携だけでなく、ワークフロー、AIやMCP、管理の仕組みまで同じ基盤にまとめる必要があるか
利用したいサービスに対応するコネクターがあるか、汎用コネクターやConnector SDKによる拡張が必要か
Standard、Business、Enterprise、Workato Oneのどのエディションが必要か
Business actions、API calls、MCP calls、Genie actionsを分けて利用量を見積もれるか
問い合わせで提示される料金と条件を、自社の利用予定に照らして確認できるか

よくある質問

Q.Workatoはアプリ連携だけのツール?

A.アプリ連携に加え、業務プロセスの自動化、ワークフロー、AIやMCP、企業向けの管理までを扱うプラットフォームです。

Q.レシピとは何?

A.Workatoで自動化を組み立てる基本単位です。処理を始めるトリガー、その後に動くアクション、サービスをつなぐコネクターを組み合わせます。

Q.料金は公開されている?

A.公開料金情報では固定の月額やプラン別金額を確認できず、見積もりには問い合わせが必要です。料金はエディションと利用量の組み合わせで決まります。

Q.レシピのすべてのステップがBusiness actionsとして数えられる?

A.すべてのステップが数えられるわけではありません。見積もりでは、ワークフローの内容に沿って算出方法を確認する必要があります。

まとめ

Workatoは、企業のシステム連携と業務自動化を中心に、AIやMCP、管理の仕組みまでまとめて扱うプラットフォームです。レシピとコネクターで複数サービスの処理をつなぎ、必要に応じて連携方法を広げられます。

選定で重要になるのは、機能だけでなく料金の数え方です。エディションの料金と利用量料金を分け、Business actions、API calls、MCP calls、Genie actionsを個別に見積もったうえで、自社の運用範囲に合うかを判断しましょう。

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